【一気に上達!】ディップアートのグラデーション4。エアブラシのメリットとデメリット。

応用・実験

 

 

 

こんにちは!

木の華です。

 

ディップアートがある程度できるようになって、作家さんのすごく綺麗な作品をみていると疑問に思ってくること。

「このグラデーションってどうやって作ってるの?」ってこと。

 

そう。

できないんです。

普通にディップするだけじゃグラデーションはできないんです!

 

 

色々試行錯誤してみましたが、ディップだけの技術でできたとしてもかなり難しいと思いますよ。

 

「でも、どうしてもグラデーションをつけたい!」

そんなこんなでグラデーションに関する記事を何本か書いてきたんですが、これが一番綺麗にできるよねって方法。

 

結論からいうと、やっぱりエアブラシですね。

 

ということで今回はエアブラシでグラデーションについて書いてみますね。

 

 

 

エアブラシを使うようになった理由

 

グラデーションをつけるだけなら色々方法があるんですよ。

「えー、エアブラシかぁ。」って方はそちらの記事をみたください。

 

 

主には使わないけどアメリカンフラワー(ディップアート)の材料の中に『ファンシースプレー』っていうものがあるんですよね。前にグラデーション記事を書いた時に使ったやつです。

 

ネットでアメリカンフラワー専門店とか手芸屋さんを調べてると出てくるんで試してみてください。ご近所の手芸屋さんとかほとんど置いてないからネット注文が手間がなくて良いです。行って探す時間が勿体無い。

スプレー缶タイプでこれでもグラデーションはできるんですよ。

 

で、

「何でファンシースプレーがあるのにエアブラシにするの?」

っていうと。

 

 

「スプレー缶だと目詰りしやすい。」

「細かい作業に不向き。」

 

こういう理由から。

 

もちろん説明書きの通りよく振って使用しましたよ。

赤系のスプレーとか使ってみたらせっかく綺麗にできていた花弁に、血しぶきブシャーってなったかのような感じになって。

「おおぅ・・・」

と残念って思うより先に笑ってしまったことあります。

 

大きいものなら綺麗にグラデーションできることもあるからやってみないとわからないですよ。白地にピンクのスプレーをかけると可愛いものができるし面白いから余裕があるならやってみて。

 

 

エアブラシを使うメリット・デメリット

 

メリット・・・

細かい作業ができる。調色ができる。綺麗にスプレーが出る。

 

まず細かい作業ね。

簪などの髪飾り。ピアスやイヤリングなどのアクセサリー。

大きい缶でブシューっとスプレーするんじゃ、小さい花弁にグラデーションをかけたいのに全体的にスプレーと同じ色になっちゃいます。

細く吹いたり自分で調整できるメリットは大きいです。

 

 

次に調色ね。

「何混ぜたらこの色になるの?」

「結局、この葉っぱって何色なの?」

 

こういう時も使えますよ。

缶のスプレーなら単色しかできないけど、エアブラシなら塗料を混ぜれば別の色ができるし、何回も別の色を重ねて吹いたりできるから自分好みの色ができます。

 

例えば八重桜の葉っぱを作っていた時。

「何の色を混ぜたらこの色になるんだろう?」と悩んでたことがあるんですけど。

悩むより手を動かして色々試してみる。色を色々重ねてみる。

これが手っ取り早い。

 

 

 

綺麗にスプレーができる。

これは自分で調整できるから。目詰まりでブシューってなることもあるけど直せるから。

 

 

 

デメリット・・・

エアブラシの機材を買わないとならない。

そっちの勉強もしないとできない。

 

プラモとかの情報を参考にしたらよかったのかもしれませんが、私はそこは時間をかけたくなかったのでエアブラシの教室に行ってオススメの機材一式と個人レッスンの申し込みしちゃいました。

 

そこまでやらなくても大丈夫ですよ。

私の場合はエアブラシで書かれた絵をみていたらやってみたくなったのでちょっと寄り道してみただけです。

 

 

まとめ

 

グラデーションで一番綺麗に行くかな?
と言う方法がこれ。

缶のスプレーじゃ細かい作業は難しいんです。
そんなわけで、エアブラシ始めようってなったんです。

 

それなりに費用がかかるので別の方法もあるから自分の作りたいものを想像して必要な手段を選んでください。

 

 

細かい作業が好きでビーズやらワイヤージュエリーやらタティングレースやら色々やってきたんですが今では役に立ってるのであちこち手をつけてきたことは無駄じゃなかったなって思ってます。経験大事ですよ。

純粋にディップアートだけの技術も良いんですが、他の技術も組み合わせたらまた別の物ができるますよね。

大事なのは組み合わせです。組み合わせ。

可能性、表現の方法、たくさん増えます。

 

 

そんなわけで私のディップアートにはいろんな物を取り入れてます。

つまみ細工とかビーズとかエアブラシとか。

釣り竿作った経験も入ってるかも・・・。

 

 

ディップアートって基本はワイヤーとディップ液があれば出来るんです。

 

そこから花や蝶や鳥を作るって凄いですよね!

それだけ聞いてもいろんな可能性があると思うけど、他の技術を入れることでもっと可能性が増えるって素敵な事ですよ。

 

 

もっと綺麗な素晴らしい物ができるってことですもんね。

そう思うとワクワクしてきます。

 

 

「どんな美しい物ができるのか?」

「どんな可愛らしい物ができるのか?」

 

 

そういった物にかこまれた生活って、どんな感じなのだろう?

 

 

このように妄想しながら、他の技術も勉強してたりして。

そんな感じでいろんな事に手をつけてます。笑

 

ハンドメイドは新しい物をやっては飽きてが多かったのですが、ディップアートは飽きることが無くて。

他の事も勉強するけど

「基本はディップアートで、そこにいかに取り入れられるか?」

って考えるようになりました。

 

 

これから極めていきたいよって方は、他の技術も参考になるのでぜひ調べてみてください。

 

 

 

 

ということで、

今日はここまで。

お疲れ様でした。

 

 

 

他、グラデーション関係はこちらから。

グラデーション①

グラデーション②

グラデーション③

 

 

記事の内容で
分からないこと、知りたい事

ここ、もっと詳しく!

などなど

質問やご意見を頂けると嬉しいです。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

コメント

  1. 寺嶋麻理 より:

    はじめまして
    アメリカンフラワーでエアブラシを使おうと思い購入したのですが、実際にグラデーションに使用する塗料はどんな物をお使いですか?
    ディップ液を薄めて使用しようと思ったのですが、濃度が濃すぎるのか出ませんでした。
    教えて頂けると助かります

    • ちづる より:

      こんにちは。はじめまして。
      エアブラシであればエアブラシ用のアクリル塗料がいいです。
      ディップ液ですと粘度が高く詰まってしまいます。
      薄め液でかなり薄めても乾いてくるとやはり粘度が高くなり詰まってしまいますので他の塗料がやりやすいです。
      ディップ液でもできなくはないですが、おすすめはしません。
      参考になれば幸いです。作品作り応援しています!

      • 麻理 より:

        ご丁寧な返信ありがとうございます
        なるほど、アクリル塗料ですね
        早速購入して試してみたいと思います
        ちなみにストレンスナーで溶けたりはしないのでしょうか?
        ダブルコート等をしてからストレンスナー、もしくは水彩のストレンスナーを使うとかした方が良いですか?

        • ちづる より:

          そうですね。
          油性ストレンスナーとの相性が悪い塗料も多いですがアクリル塗料なら比較的に大丈夫なことが多いです。
          それでもひび割れなどが起こることがあるのでストレンスナー以外の強化方法(レジンなど)をするかストレンスナーで強化してから着色する。
          これなら最後の仕上げで失敗することも減ります。
          水性のストレンスナーは縁が金属性だと変色するようなので、白地巻きのワイヤー以外は使用しないほうがきれいに仕上がると思いますよ。

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