【入門】ディップ液の使い方(模様と割れと気泡)

基礎

ワイヤーで形を作った枠をディップ液に浸けて膜を張って行く時。

「膜に模様ができるんだけどどうして?」

「ディップ液から上げたら途中で破れてしまったけどもうダメなの?」

「気泡が入ってしまうんだけどどうしたらいい?」

今回はそういう話に答えていきます。

 

結論から言うと

 

膜に模様が出来る。

液の粘度やあげるスピード、上げ方で変わってきます。

 

膜が破れてしまった。

もう一度そのまま液につければ大丈夫。

 

気泡がはいる。

→少しディップ液を放置してください。もしくは頑張って潰してください。

 

簡単に言うとこのような感じ。

これだけじゃわからないかもなのでそれぞれ丁寧に説明していきますね。

 

膜に模様が入るんだけど?

とりあえずは膜がはればいいのですがやっていくうちに模様が入るのが気になったりします。

特に大きいものとか白いディップ液を使ったものとかわかりやすいですよね。

 

ここでのポイントは2つ。

・ディップ液の粘度とあげるスピード

・液からの上げ方

 

ものによっては、頑張っても模様が入ってしまうと思います。

実は私もまだまだな部分です。

 

・ディップ液の粘度とあげるスピード

 

粘度が低い時。

サッと早めにわれないようにあげてきます。

 

粘度の高い時。

ゆっくり、余分な液が落ちていくようにあげます。

 

ゆっくりあげすぎても割れちゃうのでギリギリの速度で上げてきてください。

 

個人的な意見をいうと粘度が高い方が模様が入りやすくなります。

 

例えば

先端に溜まっていた余分な液が下に落ちてくるとそこだけ液が多くなり濃くなります。

垂れてきて膜が引っ張られた分、その周りは薄くなってしまうので模様が出来る感じです。

 

すごく薄くなってしまったところはシワになりやすいです。

濃くなったところはシワにならないかと言うとそうではなく、乾かしていくと違った感じでシワが入ることがあります。

 

極端に薄いところと濃いところではシワの入り方も変わってくるので一回試してみるといいですよ。

ここは数をこなして慣れるしかないかなと思います。

 

・液からの上げ方

 

先端からあげるか。

根元からあげるか。

 

これによって

模様の入り方が違ってきます。

 

私はというと、

ほとんど先端からあげてます。

 

個人的にはこっちの方が上手くいくことが多いからです。

 

とは言っても・・・

容器が小さくて先端から上げらることができないわという事も多いのでその時々で変えてます。

 

余分なディップ液は容器の淵でとるかスタイロフォームにさしておくと垂れてきますので、完全に乾かない前にティッシュなどで拭き取っておきましょう。

 

 

ディップ液から上げてきたら途中で膜が破れてしまったのだけどもう使えないの?

そんなことはないので大丈夫ですよ。

上げてくる時、容器の淵や手について破れてしまうことはよくあります。

 

そういう時はもう使えないということはなくて。

もう一度ディップ液に浸けてみてください。

 

少しディップ液に浸しておいてゆっくり上げてくると膜が張ると思います。

 

ディップ液って2度付けできないんですよ。

膜の一部に穴が開いてしまったからその部分が浸かるようにすれば良いんじゃ?

 

と言うことはなくて

たぶん、もっとひどく破れてしまうと思います。

つけた部分から先が溶けてしまうと思います。

是非やってみて。笑

 

ディップ膜をディップ液にもう一度つけると溶けるんですよね。

だから、破けてしまったら完全に浸けて溶けたところでまた上げてくるという感じです。

 

気泡が入ってしまうんだけどどうしたらいい?

ディップ液を調合したての時はもちろん。

たくさんディップして行くと気泡がたくさん出てきます。

 

表面上の大きめの気泡なら簡単に潰せるのですが、細かくて小さな気泡がたくさんということも多いですよね。

 

そういう場合は使わないでちょっと置いておくと自然と消えてくれます。

 

気泡のまま膜にして固まるとそのまま残ります。

私は、大きすぎない気泡であればこれもひとつの味かなとそのままにすることもあるんですが・・・

ま、好みは人それぞれですので。

 

もし膜に気泡が入ってしまったよという場合は余分なワイヤーの端などを使って破れない程度に潰すとかしてください。

 

もちろん

「泡泡でもできるわよ。」

ということだったらやってください。

 

経験によるところが多いので色々やってみるといいと思います。

 


 

 

まとめ

模様は

・ディップ液の粘度とあげるスピード。

・ディップ液からの上げ方。

によって変わります。

 

破れてしまった膜は、

一回完全に浸けて溶かしてから再度上げて膜を張ります。

 

気泡は、

ディップ液を少し使わないで置いておけば消えます。

 

上手くいくかどうかは経験によって変わってくるのでたくさんディップして色々試してください。

ということで今回は以上です。

お疲れ様でした。

 

 

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