【比較】ディップ液とレジン液の違い

「あの透明な花はどんな材料で出来てるのかな?」「透明なところはレジンみたいなものかな?」

と興味を持って材料を調べてくれてる方は「レジンとディップ液の違いって?」みたいに疑問に思ったりするかもしれません。

今回はこんな感じの疑問にお答えしていきます。

 

今でこそ

全く別物じゃん。」

「今更、記事を書いても書く事そんなにないよ。」

とか思うんですけど、始めの頃を思い出したら・・・

 

まぁ、

「レジンかな?」って思いますよね。

レジンの方がメジャーだし。

同じように透明だし。

 

「ディップアートは最近知りました。」

って感じですよね。

 

ディップ液とレジンの違い。

結論から言っちゃうと、

大きく違うのは粘度と乾燥の速さが違うかなというところ。

 

どんなものか知ってしまえば

「なんだ全然違うじゃん。」

 

となるのですが、

「実際に見たことがないとわからない。」

 

そんなわけで各特徴やら、使い方やら比較してみます。

 

 

各特徴と使い方

 

はい。一応ね。

知ってても知ってなくても紹介しときますよ。

 

ほぼ、ディップアートばかりやっているので文章の差があるけどあまり気にしないで。

 

レジン

透明なレジンで一般的に使われてるものが、エポキシレジンとUVレジン。

 

エポキシレジン

2液を混ぜて硬化させるタイプ。

計量して混ぜ合わせるもの。

固まるまで数日と、かかなり時間がかかります。

 

大きなものを作る時にいいらしいですよ。

エポキシレジンの作品を調べてみると素敵な作品の画像が出てくるのでちょっと惹かれる。

 

エポキシとか何年も触ってないな。

前に釣竿作ったっきり触ってないや。

確かにエポキシを乾燥させるのに次の日まで待った記憶が残ってます。

 

UVレジン

1液で使うタイプ。UVライトや太陽光などで紫外線を当てることで硬化します。硬化までにあまり時間がかかりません。ほんの数分。

こっちの方が使ってる人多い感じです。

小さめのものが多いよう。

 

個人的にこの匂い好きなんですよね。

なんか懐かしい。

 

ディップ液

ワイヤーの枠に膜を貼り、自然乾燥させる事で硬化します。

膜は触ってみるとフィルムみたいな触り心地。めっちゃ薄いです。

 

ディップ液自体は粘度が高く、水飴みたいな硬さの液体。有機溶剤。

 

ディップ液をそのまま放置しておくと固まってゴムみたいな弾力のある固体になります。

こうなったら捨てちゃいます。

容器から綺麗に剥がれるくらいになるので、もうダメだなって思ったら換気をして蓋を開けて固めちゃいます。

 

保存は密閉できる容器に入れてちょっと粘度が高くなったら薄め液(シンナー臭すごい)を入れて混ぜてください。

容器に入れて蓋を開けなくても固まっていったりするのでたまに様子をみてください。

 

 

比較

 

特徴とか書いちゃえば比較するまでも無いんですけどね。

 

まぁ、そんな訳で

ディップ液の方が粘度と自然乾燥の時間が早いです。

 

粘度はUVレジンもエポキシレジンもとろみがあるものの、ディップ液みたいな水飴くらいの粘度ではありません。

UVレジンみたいに紫外線で硬化じゃなくて自然乾燥。

エポキシレジンみたいに時間をかけて硬化するんじゃなくて数分で硬化。

ディップ液というだけあって、

ディップアートの枠に膜を張って作るという用途に沿って適切な材料です。

 

まとめ

 

ディップ液は粘度があるから膜が張りやすく、ディップした後は置いておけば膜を張ったまま固まってくれる。

「大きな花びらとかディップ液以外で作るとか考えられないわ。」というくらい膜が張りやすい。

 

レジンでもどうにか工夫次第で出来ると思うんですけど、簡単にはできなさそうです。

 

「早くやってみたいな。」ということあれば、ディップ液を入手して速攻でやってみるのが良いかなと。

 

知名度がちょっと上がってきたのか東急ハンズにも置いてあったりします。

お店とか地域とかによるかもしれませんが「前はなかったのに!」とちょっと衝撃。

あとは近くの手芸店とかホームセンターとかにはまだなかったです。

田舎だからな。しょうがない。遅いんだ。

わざわざ足を運んでもないことの方が多いのでほぼネットで買っています。

ディップアートはまだまだマイナーなので入手するならネットが一番お手軽です。

 

ちなみにレジンは膜を張るために使っているのではなく、膜の強化に使ってます。

膜張った後に表面にムラにならないようになるべく薄く塗って強化。

普通にディップアートをしているとストレンスナーという強化液につける事で膜の強化をするのですが・・・

ディップアートをアクセサリーにするときには強度がちょっと心配なんですよね。私的に。

そんな時にレジンを多用しちゃいます。

 

 

「だったら最初からレジンでやれないの?」

「なんとかレジンで代用出来ないの?」

と思うのですが、その話はまた今度。

 

なんかですね。

どうも出来るらしいんですよ。

しかも2通りの方法で。

 

そんなような事を聞いたので、またの機会に実験してみたいと思います。

気が向いたら。

 

 

という事で今回は以上です。

お疲れ様でした。

 

 

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