【初心者必見】ディップアートに必要な材料まとめ

さて、ディップアートを始めるにあたり、まずはじめにしたい事といえば材料集め。

「どんなものがあるのか全くわからないわ〜。」

「どこで買えばいいのかも全くわからないわ〜。」

って方。

 

最低限必要なのは、ワイヤーとディップ液(クリア)ね。

とはいえ、どんな材料があるのか知ってからお買い物したほうがいいのでバーっと紹介していきます。

 

動画で見たい方はこちらから。


 

 

まず必要な道具。

 

・先の細いペンチ
・切れやすいハサミやニッパー
・ゲージパイプ(なければその大きさの円形ものも)
・スタイロフォーム(乾かす時に挿しておくスポンジのようなもの)
↑スタイロフォームはなくてもスポンジみたいなもので代用してもいいと思います。

 

ペンチとハサミと丸い型にできるやつ(例:ペンとか)でOK。

乾かすのは洗濯バサミで挟んで乾かしてる人もいるので液が垂れても大丈夫なところで乾かせたら良いですよ。

 

以下、主に使う材料を説明していきます。

 

 

 

ディップ液

 

はい、こちらディップ液。

この缶のなかの液体に形を作ったワイヤーを沈めて、風船みたいな膜を張ります。

中は粘度お高めの液体です。

 

ディップ液の色は何種類もあるのでお好きな色を揃えてください。

そんなん言われてもないにしたらいいかって場合は”クリア”でいいです。

”クリア”+”作りたい作品に必要な色とか、好きな色”

 

なんでかっていうと、

基本はクリアのディップ液に他の色のディップ液を混ぜて色の調合をしていきます。

あとはクリアだったら「後からマニキュアで色つけるわ。」とか他の塗料で色つけることも可能。

 

これから「ディップアートに没頭したいわ〜。」という方。

クリアはよく使うから大きい缶で買っておいた方が良いですよ。

 

 

 

ディップ液使えません

って方はこちら

 

 

ワイヤー

 

はい続いて、ワイヤー。

もうディップ液とワイヤーがあればなんとかなるんじゃないかとも思う。

 

 

アメリカンフラワーでよく使うものは、

基本は白地巻きのワイヤー(ワイヤーに白い紙が巻いてある感じのワイヤー)
裸ワイヤー(紙も何も巻いていないワイヤー)
他にはゴールドやシルバーの地巻きワイヤーがあります。

 

教室で使った覚えがあるのは白地巻きと裸ワイヤー。

白地巻きは滑りにくくて初心者さんにおすすめ。

 

 

ちなみに私がよく使うのは、ゴールドの真鍮ワイヤー、ステンレスのシルバーのワイヤー、アーティスティックワイヤーなどなどキラキラしたやつ。

光り物好きなのでこっちの方が好き。

 

太さは#28,#30みたいに

【#○】と。

シャープと数字で表されてます。

 

番号が大きくなっていくほど細いワイヤー。
番号が小さくなっていくほど太いワイヤー。

 

髪飾りで使うのは大体#26〜30ってところですかね。

もっと小さい細かいのだと#30以上の番号のもの。

 

たくさん作ってワイヤーに慣れてくると触っただけで番手がわかるようになってきます。

 

ただ、メーカーによって細さが違ってたりするから、だいぶ上達してきたなって段階になったら#○の番手をみるより何㎜のワイヤーかを比較してみるといいですよ。

ちょーっとずつ違ってくるから気づくと面白い。

 

 

強化剤(ストレンスナー)

 

強化液にも色々種類があって

・水性のストレンスナー
・油性のストレンスナー
・スプレータイプのストレンスナー

私は基本、油性のものを使ってます。

 

ディップ液で膜をはり、乾かしてから強化液につけます。
→乾かします。

乾かすときは、スタイロフォームに垂れると溶けるから解けないものの上で乾かしてください。

私、最近は猫の爪研ぎ用のダンボールのやつ使ってます。

「爪研ぎ便利だわ〜。」と愛用中。今はペットもいないけどペットショップで大量購入してた。

あまり乾かしすぎて固まっちゃうと外すとき大変だけど良いですぞ。

 

 

あとは、

匂いがめっちゃキツイ。

ディップ液みたいな甘いにおいじゃなくて、

「私、シンナーです!」って主張してくる臭い。

 

換気は十分にしてください。

 

 

 

 

ダブルコートとストレンスナーについて

 

ダブルコート

 

見た目、匂い共に木工用ボンドみたいな感じの強化剤です。

ダブルコートって言います。

塗ることでしなやかに強度をますそう。

ボンドの膜が表面についたら確かに強度は高くなるよね。

 

順番としては、

ディップ液→乾かす

ダブルコート→乾かす

ストレンスナー→乾かす

 

こんな感じでディップ液乾いた後の膜につけるのね。

 

どぼんとつける人もいるようですが私はちょっと水に溶いて筆で塗ります。

これ透明になるのか?

 

と心配になりますが、ちゃんと乾いたら透明になるので大丈夫です。

 

あってもなくてもどっちでもOK。

そういえば最近使ってない。

 

 

ダブルコートとストレンスナーについて

 

 

薄め液

 

なんだかんだで大事なのがこれ、うすめ液。

ディップ液は揮発(蒸発)していくのでドロドロに粘度が高くなって固まっていきます。

「ちょっとディップ液硬くて使いにくいわ〜。」

という時にはこの薄め液を入れてください。

 

 

これも匂いきつい&スタイロフォーム溶けます。笑

 

 

 

 

フローラテープ

 

はいこれ、フローラテープ。

手芸屋さんでもホームセンターの園芸コーナーでも見かけて、

「はっ!こんなところに!」ってなる。

 

用途としては、

茎の部分や花芯などに使います。

髪飾りは大体糸を巻いてますが
ちょっとまとめたいなって時に便利かな

 

ただ、手がベタベタするのが欠点です。

テープを引っ張りながら巻いていくとくっつくんので楽なのですが、手までベタベタがつくのがね、なんとも・・・好きじゃないです。

 

綺麗にツヤッツヤにできてる花びらにベタベタした手で触ってしまった時とか萎えます。

 

 

ビーズ

 

ガラスのちっちゃい粒。

これを膜に貼り付けていくんですけど、仕上がりがなかなか良いのですよ。

 

「色を薄くしすぎたかな?」と思ったディップ液も、グラスビーズをつけるとふわっとした感じの仕上がりになります。

 

使い方は、
スプレーのりを吹きかけた後、上からパラパラーっとかけていきます。

ついたなって思ったら、
またノリのスプレーを吹き付けて、強化液に付けて乾かして完了。

 

 

ビーズも大きさがあって、メーカーさんでも違ってくるみたいですね。

余裕があったら比べてみると面白いかもです。

 

 

 

容器

 

ディップ液を調合したものを保存するのに使います。
これはホームセンターのペンキコーナー辺りに売っている物でOK。

 

ガラスか缶かPP(ポリプロピレン)かPE(ポリエチレン)の物を選んでください。

 

溶けるみたいです。

 

これでもずっと置いたままにしておくとディップ液が揮発していきます。

缶で保存がましな気がするけど、ちょっとめんどくさくてやってない。

 

 

 

ペルル

 

ディップ液に混ぜて使います。
パールのような輝きがプラスされます。

 

一回混ぜすぎてディップアートの透明感どこいった?みたいになったけどそれはそれでありかもしれない。

 

ペルルじゃなくても綺麗な粉がレジンコーナーとかエアブラシコーナーとかに売ってたりするので混ぜてみても面白いですよ。

 

 

ファンシースプレー

葉っぱや花びらの裏から吹いて裏表で色を変えたり。

ディップしたときにできる模様を生かして別の色のスプレーを裏から吹いたり。

透明な色だけじゃ発色が・・・というときに裏から白のスプレーを吹いたり。

色々と遊べます。

 

初めの頃は桜のグラデーションこれでできるんじゃないかと、ちっちゃい花に吹き付けて頑張ったりしたんですけど・・・

 

もう疲れたよ。

ちっちゃいのには向いてないよ。

ということで今はほとんどやってません。

 

ただ、大きい物ならグラデーションも出来ます。

たまに目詰まりしてるのかべちゃっとした感じで出てきます。

 

赤系のスプレーを使うと血しぶきが舞ったスプラッタ感が出るのでそういう作品にしたいならいいかも?しれません。

手につくと「これ火傷?」とか「手が血まみれだけどなんかあった?」みたいな感じが出るので注意です。

 

表情を変えたい時にオススメ。
スプレーのグラデーション方法

 

 

ペップ

 

はいこれ、ペップって言います。

 

「これ作る人すごいわ〜。めっちゃ雄しべじゃん。」

と初めてみた時に思ったやつです。

 

花芯はこれで作るか、ワイヤーやらフローラテープやらで自作するやらしてます。

はっきり言ってペップのが楽。

 

 

モール

 

花芯のもふもふした部分作る時に使うかな。

コスモスの中心部とか。

個人的にはあまり使わない。

 

最後に

とりあえず、バーっと紹介してみたわけですが、最低限必要なのはワイヤーとディップ液(クリア)。

余裕があればうすめ液。

 

ってところです。

強化液も入るかなと思ったんですけど、ここで紹介しなかったけどレジンを膜表面に貼っておけばストレンスナーより強度が高くなるから、いいかと。

 

基本はこのくらい。

 

できればこちらの記事も読んでおいて欲しいところです。

ディップアートの注意事項

 

 

私の場合、いろんなハンドメイドをかじってたからか
他の技術も使ってたりします。

純粋なディップアートをやりたいって方は

 

お近くのアメリカンフラワーの教室がオススメです。

 

 

どこで買えば良いの?

 

材料はインターネットで買った方が良いです。

アメリカンフラワーの専門店のアトリエKさんとか好きでかなり使わせてもらってます。

 

田舎の手芸屋さんには置いてなかったりするので
探し回ったあげく無いってとこがほとんどなんじゃ無いかと思います。

残念な感じで疲れて終わりますので、ネットはオススメです。

 

アメリカンフラワーの教室に通ってる方は、
先生のとこでも販売してるかもしれませんので聞いてみてください。

 

材料はこのような感じです。
クリアのディップ液とワイヤーさえあれば
あとは、お手持ちのマニキュアで色つけるだけでも可愛い物ができます。

 

「今、お金ないわ〜。」
「ちょっと試しにやってみたいな。」
って方は、少しずつためていくのでも良いんじゃないかなと思います。

 

ということで今回はここまで。

お疲れ様でした。

 

このブログでは、

材料の他に、作り方、方法、実験なども載せております。

気になる方は他のページものぞいて見てください。

 

ここがわからない、ここもっと詳しく

リクエスト、感想などなどコメントしてくれたら嬉しいです。

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

コメント

  1. […] 『ディップアートに必要な材料』に書いてあるので。 […]

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